先日17年ほど前にお求め頂きましたお客様からご連絡があり
新築したので仏壇の
引越しをして欲しいと依頼されました。
引越し業者さんの中には、仏壇の引越しはされない場合もあると聞きますが
時々このような依頼があります。特に今回は
金仏壇なので扱いには神経を使います。
私の記憶からすると17年前にご新築された時にお求め頂いたはずなのに
17年で新築とは早いような?
と思っていましたが、伺ってみると3階建ての立派なお住まいに引越しでした。
仏壇の引越しは仏壇の傷みの程度にもよりますが、簡単なお掃除をしたり、
金箔や塗りを直す仏壇洗い、傷みのひどい場合は
塗り替えをする場合も
ありますが、今回は17年という年数は仏壇からすると比較的短い
方なので塗り替えや洗いをするほど汚れてもいないので、
そのままご新居に移動させていただきます。
それでも仏壇を移動する際には仏具や高欄など取り外す事のできる
部品を紙などで包み、引出しなどを動かないようにしなければなりません。
また、扉など擦れ合ってしまう部分は柔らかい紙で養生してから移動します。
丁度その日は風の強い日で、
玄関のドアを風で閉まらないよう
お客様にお手伝いしていただき無事に引越しできました。
作業の途中でお客様にお話をお聞きすると、17年前は息子さん(ご主人様)
が
就職されたばかりで、現在はお子さんも含め7人のご家族で
手狭になったこともありご新居を建てられたとか。
今回17年程経過した仏壇でしたが仏壇本体は、多少金箔の色が
くもってはきているものの、塗りや錆などほとんど痛みは無く
しいて言うと仏具の金メッキが部分的に傷んできているところ
があるようでした。

この画像は
輪灯と呼ばれる仏具ですが、金メッキの表面が荒れていて
いるようでした。
三具足などの仏具も金メッキをしてあるのですが、それは傷んでは
いなかったので、表面加工の若干の違いによるものかと思います。
仏壇の仕事は一度お買い上げいただくと、中々お客様にお会い
することがないのですが、このように当時自分が接客や納品を
させていただいたお客様にお会いするととても懐かしく、
お声を掛けていただいた事にありがたい気持ちになります。
posted by ハセッチ at 19:51| 愛知

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